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エポコラム工法とは

エポコラム工法は、数ある深層混合処理工法の中で、低速回転・高トルク型練り込み撹拌工法として唯一位置付けられています。

篭状の翼がそれぞれ異なる方向に交差して回転する複合相対撹拌により、低速ながら強力な回転でスラリーと土壌とを三次元的に練り混ぜ、良好な品質の柱状コラムを築造することが可能です。
また、各翼の両端部が回転軸に固定された剛性の高い撹拌翼形状と高トルク性能により、従来では困難とされた硬質地盤や礫・転石が混在する地盤、PC杭が残置された地盤などにおいても補助工法なしで地盤改良の施工が可能です。

上図に示す外翼(A)と芯翼(C)とが同一方向に回転し、中翼(B)と削孔ヘッド(D)は、それらと異なる方向に回転します。 その為、従来工法の”混合作用”に併せ、強制的に”練り込み効果”が発生し、三次元的に撹拌混合を行うことが出来ます。
エポコラム工法は三次元的に撹拌混合が出来る唯一の工法として技術認定を取得しました。

色砂による 撹拌翼の撹拌性能試験

左がエポコラム工法(複合相対撹拌翼)による撹拌状況 右が従来工法(水平板状撹拌翼)による撹拌状況


エポコラム工法の特徴

?大口径コラムの築造ができ、コストの縮減、工期の短縮が可能です。
?転石・礫層・硬質地盤の撹拌性能に優れています。
?杭芯の鉛直精度保持に優れています。
?コラムのラップ部の接合・融着が完全にできます。
?品質の良好なコラムの築造ができます。
?周辺地盤に対する有害な変位の防止ができます。

よって、

○構造物・建築物の基礎地盤改良
○液状化対策・沈下・すべり・側方変位対策などの複合地盤としての改良
○山留め壁、止水壁など掘削時の地盤の安定を計る仮設的改良
○土壌・地下水汚染対策

などに採用されています。

 

《エポコラムでの施工例》

○硬質地盤施工
・・・高いトルクによる優れた削孔力で!
○転石混在地盤施工
・・・低速回転で高剛性の撹拌翼を使用!
○低変位施工
・・・側方変位が小さく近接施工が可能!
○液状化対策施工
・・・高N値硬質地盤の液状化対策でも対応可能!
○ 大口径コラム(φ2.5m)施工
・・・打設本数の縮減で、大幅なコスト低減と工期短縮!
○地中残存物破砕撹拌施工
・・・従来の2工程を1工程で!
○大深度施工
・・・最大施工深度;50mまで対応可能!

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