西鉄紫駅で紫草が咲きました
2012.5.30
ガラス廃材を再利用し吸水性に富む「ミラクルソル」を用いて植付を行った紫草
昨年、鹿児島で古代紫を研究されている中川氏より西鉄紫駅開業祝として贈呈された紫草が、今年も白く小さな花を咲かせました。
紫草は万葉集にも多く登場する歴史の古い植物で、根を紫根と呼び、染料や薬として奈良時代から大切に育てられていましたが、技術の発達や自生地の環境変化などにより、現在では絶滅危惧種レッドデータブックIBにランクされ、近い将来における野生での絶滅の危険性が高い植物に指定されています。
貴重な草花です、機会があればぜひご覧ください。
（花は7月頃まで見られると思います）
紫草…ムラサキ科の植物の一種。多年草で、初夏から夏にかけて白い花を咲かせます。